パソコン設定(Windows7)
MTU(1回の転送で送信可能なデータの最大値)を適切な数値に設定してやれば
通信速度の向上が望めるそうです。
Vista以降は適切に設定されているらしく、あまり向上は望めないそうですが。
どのみち元のままだと回線速度が悪いので、少しでも向上させたくて試してみました。
まずは最適なMTUの値を調べます。
コマンドプロンプトで
ping -l 任意の数値 -f 適当なサイトと入力します。
ping -f -l 任意の数値 適当なサイトとかでもOKみたいなので簡単な方で。
大抵の場合のMTUの最大値は1420~1430程度らしいので1500ぐらいから始めます。
ping -l 1500 -f www.yahoo.co.jp
と入力。またはコピー。「-l」は小文字の「L」です。
するとこんな感じになります。
「パケットの断片化が必要ですが、DFが設定されています。」
~のping統計:
「パケット数:送信=4、受信=0、損失=4(100%の損失)、
この表示が出ると最大の値より大きいということになります。
そこで先ほど1500とした数値を下げていきます。
ping -l 1490 -f www.yahoo.co.jp
下げていくのはこのように10刻みくらいで。
このように
「~からの応答: バイト数 =(設定した数字) 時間 =34ms TTL =49」
~のping統計:
「パケット数:送信=4、受信=4、損失=0(0%の損失)、
ラウンドトリップの概算時間(ミリ秒):
最少=34ms、最大=34ms、平均=34ms
こんな感じなのが出れば成功です。
管理人は「ping -l 1420 -f www.yahoo.co.jp」で成功しました。
大抵1420ぐらいで成功するはずです。
ここから数値を「1」刻みで上げていき最大値を見つけます。
管理人は1426までは
「~からの応答: バイト数 =(設定した数字) 時間 =34ms TTL =49」でしたが、
1427で
「パケットの断片化が必要ですが、DFが設定されています。」となりました。
というわけで、このPCのMTU最大値は「1426」ということになります。
これにIPヘッダのサイズの「20」とICMPヘッダのサイズの「8」を足します。
「1426」+「20」+「8」=「1454」
この数値がMTUの最適値となります。これを覚えておきます。
もしくはメモかスクショ。
いちいち打ち込むのは面倒な人のために
ping -l 1420 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1421 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1422 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1423 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1424 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1425 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1426 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1427 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1428 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1429 -f www.yahoo.co.jp
ping -l 1430 -f www.yahoo.co.jp
このどれかをコピーして貼り付ければいけるはず。
コマンドプロンプトで
netsh interface ipv4 show interface
と入力。
するとこんな画面が出てきますので、
自分の使う回線の「Idx」のところの数字を覚えておきます。
ほとんどの人はローカルエリア接続だと思います。
管理人は「21」でした。
コマンドプロンプトで
netsh interface ipv4 set interface Idxの数字 mtu=MTUの最適値
と入力します。
管理人の場合はIdxが「21」でMTU最適値が「1454」なので
netsh interface ipv4 set interface 21 mtu=1454となります。
OKとでれば設定完了です。
netsh interface ipv4 show interfaceで確認。
ちなみにMTUの設定の変更は次のページでやる、
ツールを使えば簡単に変更できるので
ツールをダウンロードする場合は「最適値」だけ調べてておけば
ここでは変えなくてもOK。
sitemap
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回線速度向上快適化
結果 |
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