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Ex-Sガンダム制作
レジンパーツ確認。
ガレージキットのレジン素材は剥離剤が付着しているので
そのまま塗装すると塗料が乗りません。
専用の洗浄剤で落とすか、洗剤のクレンザーを付けて歯ブラシでゴシゴシと
地道に洗浄する必要があります。
洗浄したレジンパーツ。
洗浄が済めばパーツの確認です。
羽のような薄く長いパーツはこのように曲がっていることがあります。
レジンパーツは熱することで曲がりを修正できます。
もちろん鍋でグツグツと。
しかし家族にバレると怒られる管理人は簡単に鍋で煮込むわけにはいきません。
まぁたしかに、剥離剤やクレンザーが付いているものを
食事をする鍋に入れるんですからね。
そこで、この程度ならドライヤーで熱して曲がりを修正することを覚えました。
必要は発明の母です。
ただ、管理人は天然パーマが少しあるのでドライヤーを必要としません。
手櫛で簡単に整いますし、寝癖も自然と元に戻ります。
必要のない物を購入する管理人ではありません。
ドライヤーは家族の物を内緒で勝手に使っています。
さて、本題ですが困るのがこのような状態のパーツです。
歪みが酷過ぎて少し熱するくらいでは取り付けできません。
さらにレジン素材が縮んでいるのでプラ側キットのピンの凹凸やガイドとも合いません。
こういう場合は熱してある程度形を整えてから、ピンの位置を変えたり、
ガイドや取り付けに邪魔になる部分を削ったり、パテやプラ板で補修したりして
修正します。
レジン側だけでは修正しきれない場合は、
市販のキット側も修正しなくてはいけなかったりします。
このような地割れのような段差もレジン素材では珍しくありません。
ヒドい場合は、ほぼ全てのパーツがこのような状態であったりもします。
ガレージキットは組み上げるよりも修正することのほうが時間を多く取られたりします。
これも同じような段差があります。
これらはパテで盛ってヤスリで削って修正します。
このようにガレージキットは、ある程度の知識と制作に必要な道具を持っていないと
簡単に作れるようなものではありませんので
いくらカッコよくても購入するときはよく検討する必要があります。
依頼で制作してくれるショップもありますが
普通のキットと違ってかなりの高額になります。
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