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真武者頑駄無
まずは、仮組です。
真武者頑駄無なんて冗談みたいな発想ですが意外とカッコいいのです。
ガンダムは鎧武者のイメージでデザインされたそうですがそのせいかもしれません。
なんだか似合います。
内部構造が特殊な製法になっているので、組み上げにはそれほど時間はかかりませんが
塗装するにはいくつか問題点があります。
外装に
金色のパイプのようなものが多く、すべてにパーティングラインがあり、
これを処理するだけでもけっこう大変なのです。
コレが特殊な内部構造↓
脚部の内部構造ですが、これで一つのパーツです。
信じられないことに関節やシリンダーも付いていて可動します。
ランナーから切り離すだけで、組み上げる必要がないのです。
よくこんなものを金型成形で作り上げたものだと感心します。
おかげで組み上げるのは簡単ですが、可動部や細部の塗装に困るのです。
そんな驚く技術で作られていますが、武器関係は合い変わらず分割されています。
日本刀の鞘は、接着剤を付けすぎて合わせ目処理をすると刀が入らなくなりそうです。
それに刀はメッキ加工がされています。
メッキの隠れるところにゲートがあればいいですが、刀などの場合は
刀身にゲートを作らざるを得ず、ランナーから切り離すとそこだけメッキが剥げます。
部分補修するか、メッキを全部落として塗り直すかの選択になります。
頭部と肩にも合わせ目があります。
とくに頭部は厳しい塗り分けがあるので、下手に合わせ目処理をしないほうが
いいかもしれません。
肩はパネルラインとして処理できそうです。
そして、最大の問題がコレ。
実は外装同士が干渉して足首がほとんど動きません。
おかげで一番上の写真のように足を開くと、この図のように接地性が非常に悪くなります。
せっかく良いデザインなのに、初期のガンプラのような
足先の揃った真っ直ぐ伸びた足ではちょっと残念です。
やっぱりガニマタがロボットの王道だと思います。
そこで、足首が可動するように改造したいと思います。
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