初心者講座

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道具・1

とりあえずこのページのものがあれば、特別なことをしない限り
スプレー 缶での塗装や筆塗りでの塗装まではいけます。
ただしキットによっては必要なかったり、 道具2のものが必要になったりするので
購入するときはよく確認する必要があります。


ニッパーの写真

  プラモデル専用 薄刃ニッパー   

  (手前)タミヤ WHO1G  
  (奥)MH02Y

プラモデルを作るときに最初に必要になる工具です。
パーツをランナー(枠)から切り離すハサミといったところです。
必ず必要なので、プラモデルを初めて作る場合は一緒に購入することをおススメします。
これがないとパーツをランナーから千切り取らなくてはならなくなります。
爪切りやナイフを使うという手もありますがおススメはできません。

普通の市販のニッパーでも切り離すことは可能ですが、
切れ味が違うので出来れば専用のニッパーが欲しいところです。
ただし、欠けやすいので間違っても金属に使ったり、無理に力をくわえないこと。

管理人はゲート処理専用の薄刃ニッパーと
プラ板やランナーなど切ったりする薄刃ニッパーの2種類を持っています。


デザインナイフ写真

  デザインナイフ各種

黄色のがオルファのアートナイフで、中央黒いのがタミヤのアートナイフ。
どちらもプラモデルでは定番のメーカーで各種使いやすいナイフが揃っています。
ナイフはプラ板などを切るだけでなく、ゲート処理、パーティングライン処理、
スジ彫り、彫刻、シールなどの切り取りや貼り付けなど
非常に使用頻度の高い道具の一つです。

ただし、刃が鋭く切れ味が良いのと引き換えに
刃が欠けたり切れ味が落ちやすいので頻繁な刃先の交換が必要になります。

プラモデル専用は切れ味が違うのでおススメですが、
それほどプラモデルを制作しないなら百均などで売っている物でも使えます。


紙やすりの写真

  サンドペーパー各種

サンドペーパーは、空研ぎ用、水研ぎ用とあります。
空研ぎ用は、水をつけずにそのまま使うタイプで一般には紙やすりというと
これを指します。

水研ぎ用は、ヤスリの目詰まりを防ぐために水に漬けても使えるもので
耐水ペーパーと呼ばれています。
もちろん水に漬けなくても普通の紙やすりと同じように使えます。
模型で使う場合は、ほとんどこの耐水ペーパーを使うため、これを指して
サンドペーパーと呼ばれていることが多いです。
番手も60~2000番とあり、数字が大きいほど目が細かくなり仕上げ向きとなります。
人によって異なりますが、400~600番で荒削り、800番で本削り
より綺麗に仕上げたいときは、さらに1000番と3種類は持っておきたいです。

これらはペーパーはキレイに塗装を仕上げたい場合や、繋ぎ目などの合わせ目処理や
キットに手を加える場合には必須ですが、
塗装しないキットのままの素組み程度で作るのであれば特に無くても問題ないです。


接着剤の写真

  プラモデル用接着剤

  Mr.セメント DELUXE
  Mr.セメント 流し込みタイプ
  瞬間接着剤
  瞬間硬化スプレー

これもプラモデルによっては必要になります。
ガンプラは、圧入式なので、組み上げには必要ありませんが
加工や合わせ目処理などに使います。
その他のキットでは接着剤が必須のものもあります。
よく内容を確認して、必要であれば一緒に購入しておきましょう。

一般的のプラセメントはスチロール樹脂が入っていて、粘度も高く乾燥も時間が
かかりますが、無樹脂タイプのプラセメントもあります。
こちらは樹脂が入っていない分、流動性が高く乾燥が速いのが特徴で
部品の間に流し込み接着をします。

樹脂が入っているものはプラを溶かして接着するので、
分割されているパーツの繋ぎ目を消す合わせ目処理などにも使えますし、
溶かして接着するので乾燥した後の強度も高いです。
無樹脂タイプは流し込めるので、接着剤が他の部分にハミ出して欲しくないときなどの
塗装後の接着などに使います。
どちらも用途に合わせて使い分けます。

瞬間接着剤は普通にプラモデルを作るには必要ないのですが
プラと金属素材やガレージキットなどのレジン素材やラバーパーツなど
プラセメントでは不可能な接着ができるうえに、パテの代用としても使えます。
とくにゼリー状タイプは隙間埋めや裏打ち補強などで使えるので使用頻度は高いのです。

このとき役に立つのが瞬間接着剤硬化スプレーです。
これを使えば瞬時に硬化するうえ、瞬間接着剤の弱点の白化現象も防げるので
瞬間接着剤を多用する場合は必要となります。


ピンセットの写真

  マイクロピンセット イーグルタイプ

  (手前) クレオス
  (奥)エアテックス

指先ではつかみ難い小さな部品の取り扱いやシールの貼り付けなどに使います。
形状も真っ直ぐなストレート型と先の曲がったツル首型とあり
部品によって扱いやすい角度が異なるので選んで使い分けます。
どちらが優れているとか言うわけではないので好みの問題かな?
最近の1/100ガンプラ付属のシールなどは小さくなっているので
ピンセットがないと厳しい場合も。


サーフェイサーの写真

  サーフェイサー

塗装前の下地処理に使います。
ペーパー跡などの細かいキズを埋めたり、塗料の食いつきを良くしたり
透け防止などの効果があります。
番号が大きくなるほど粒子が細かくなり
一般では1000番のサーフェイサーが良く使われています。
これだと800番ぐらいのヤスリ跡ぐらいなら消すことができます。
ただしプラ以外の食いつきは良いとはいえず
その場合はその素材専用のサーフェイサーを使うことになります。
スプレー缶タイプとビン入りがあり、ビン入りはうすめ液で薄めてエアブラシで使えます。

塗装しない素組みでの制作の場合は必要ありません。


塗料の写真

  塗料各種

  ラッカー系
  エナメル系
  水性塗料

塗料は大きく分けて、ラッカー系、エナメル系、水性の3種類があります。
これらはそれぞれ特性が違うの、でそれによって使い分けます。

ラッカー系塗料・有機溶剤が使われている塗料。速乾性で、食いつきもよく、
耐性に優れ、他の塗料に侵されにくいので一般的によく使われている塗料です。
最初はこの塗料を購入すれば間違いはないと思います。

エナメル系塗料・油性の塗料で塗料のノビや発色がよく、筆塗りに適しています。
またラッカー系塗料を侵さないので、塗装後のスミ入れによく使われます。
ただし、エナメル系のうすめ液はプラへの侵食性が高いので
プラ割れを起こす危険があります。

水性塗料・成分に水が含まれている塗料で、乾燥前なら筆などは水洗いできます。
ただし、塗膜が弱いので、ガンプラのような可動部部分多いキットの
塗装には向きません。
キットの上で塗料を混ぜたり、まるで油絵を書くような使い方もできるので
パイロットフィギュアなどの筆塗り塗装にはいいかも知れません。

どれも必要に応じて下記の薄め液で濃度を調整して使います。
そのままでは使えないこともあるので注意。

ラッカー系と水性塗料のビンは非常に似ているので購入するときは要確認。

缶スプレー?の写真

  缶スプレー

  管理人は缶スプレーを持っていないので
  写真は別の物を使用。

缶スプレーは手軽に吹き付け塗装ができます。
広い面に均一に吹けるので筆塗りでは難しい滑らかな塗装が可能で、
エアブラシなどの道具を持っていない場合の吹き付け塗装はこれになります。
ただし、細かな調整はできないのでグラデーションのような塗装はできません。

内部の塗料は分離しているので使うときは必ずよく撹拌すること。


うすめ液の写真

  Mr.カラーうすめ液

  エナメル塗料用溶剤

  水性ホビーカラーうすめ液

それぞれの塗料を薄めたり、筆やエアブラシなどの洗浄に使います。
塗料を使う場合には必須のものです。
塗料を購入するときは必ずその塗料専用の薄め液も購入する必要があります。
塗料はいくら密封されたビンに入っていても、時間経過とともに揮発して
粘性が高くなります。
これら薄め液で自分の用途に合わせて理想の状態にして使います。

それぞれ特性が違い、代用はできないので入れ物が似ていても間違わないように。
管理人は何度か間違いました。
筆もエアブラシも使わない缶スプレーのみの塗装ではほとんど必要ありません。
せいぜい失敗した塗装を剥がしたり缶スプレーのノズル付近の掃除に使うくらい。


筆の写真

  筆各種

  星雲堂面相筆
  タミヤモデリングブラシなど

用途によって使い分けます。
あまり安価なものは先端が割れたり、反ってくるのでお勧めできません。
穂先がそろっていてこそ綺麗に塗装できるのです。
面相筆は細部の塗装に。
平筆は面塗装に向いています。
とくに面相筆は、ガンプラだとスミ入れやパイロットフィギュアの塗装に欠かせないので
なるべくしっかりしたものを選びたいです。


筆の写真

  綿棒

綿棒は主にスミ入れなどの塗料のふき取りに使いますが、ウェザリング塗装などの
塗装での汚れ表現などでも使います。
市販品でも十分使えますが、あまり安価なものだと毛が抜けたりするの注意が必要です。
プラモデル用だといろいろ種類も豊富にあります。


筆の写真

  下敷き

下敷きはナイフを使ったりするときに、下の机などを保護するのが目的なので、
厚手でしっかりして均一のものであればなんでも構いません。
プラモデル用だと目盛が付いていたりするものもありますが
どのみち塗料や接着剤で汚れるので、あまりこだわらなくてもいいと思います。


筆の写真

  クリップ

クリップはおもにエアブラシや缶スプレーなどで塗装するときに
保持するために便利なアイテムです。
また乾燥するまでそのまま置いておけるので意外と役にたちます。
百均などで購入すれば安いので、いくつか持っておくと便利なアイテムです。

とりあえず最初はこれらの中から必要なものをチョイスしていけば何とかなると思います。


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