仮組み
仮組みとは各パーツを接着せずに仮に組んでみることです。
この段階でキットの状態を把握し、作業の段取りや手を加える場所などを検討します。
キットのバランス、可動部のクリアランス、パーツの合いなど、
バラバラの状態では確認できない問題も分かりやすいのです。
また、この状態ならキットの問題点も見つけることができます。
ガンプラの場合は圧入方式なので仮組みする場合は
次ページのスナップフィットの調整が必要になります。
このキットの場合はパーツの継ぎ目などがけっこう目立つところにあります。
そこで、組み上げる前に挟み込むパーツだけを塗装してマスキングし、必要な部分を
組み上げてから継ぎ目を接着して消すことにしました。
このように、自分なりの作業効率や工程を考え、
実際の組み立てをシュミレートするためにも仮組みは必要になります。
また、キットによってはパーツがズレていたり、修正が必要だったりするので、
それもこの段階で考えたり、修正したりします。
真武者頑駄無ですが、 仮組みしてみると意外な問題点が発覚。
外装パーツどうしが干渉して足首がほとんど動かず、
足を広げると図のように設置性が非常に悪くなることが分かりました。
そこで足首を改造して(制作記・真武者頑駄無参照)可動範囲を拡大することにより
設置性を改善。
これで写真のように足を広げてもしっかり立てるようになりました。
このような場合でも、キットに付属している説明書からだけでは状況を把握できず
仮組みしないと分からないのです。
ガンプラ以外のプラモデルの場合は組み上げが圧入式ではない場合があります。
その場合は写真のようにマスキングテープなどで固定して仮組みして
キットの状態を確認します。
仮組みは
無理に完成と同じ段階まで組み上げなくてもいいですが、
自分で全体を把握できるぐらいは組み上げた方がいいです。
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