初心者講座

スナップフィットの調整

スナップフィットとは、パーツを圧入することでパーツ同士を接着剤を使わずに
固定する方法のことです。
別名でハメ込み式とも言われています。
ガンプラでは定番の方式で、全てのキットがスナップフィット化されているので
組み上げるだけなら手軽にプラモデルが制作できます。


パーツをはめ込んでいる写真

 スナップフィット例。

写真のようにハメ込んでいけばいいので簡単ににプラモデルが作れます。
ただし、塗装や改造のために仮組みが必要なときには、圧入なので固定が強く、
場合によっては外すことが出来なくなることもあります。

無理に外そうとしてパーツにキズを付けたり、壊してしまっては大変です。
そのため仮組みをしてもパーツを損なわずに外せるように
スナップフィットを緩くする必要があります。


ピンを切り取っている写真

 例1
 ピンを短くする。

もっとも簡単な方法で、ニッパーでピンを短く切り取る方法です。
このとき、斜めに切り取れば受け側に入りやすくなります。
緩くなっても塗装すればピンが太り、ちょうどいい硬さになる場合もありますが、
強度的には不安もあるので、必要であれば本組みのときに接着剤で固定します。


パーツの写真

 例2
 ピンが太い場合。

ときにはこのように、ピンが太く中空なので、ニッパーで切って短くするわけにも
いかない場合があります。
大きな1パーツ品だとこの手のピンになっています。


パーツの写真

 D字断面1

こういうときは、圧入するピンの縁を切って、D字断面にすれば取り外しが
しやすくなります。


パーツの写真

 D字断面2

逆に受け側の縁を切って、D字にしても取り外しがしやすくなります。
そのときのキットの状態によってどちらを切り欠くかを決めます。


受けの穴を大きくしている写真

 例3
 受け側の穴を広げる。

また、軸受けの穴をピンバイスなどで拡大することでも取り外しがしやすくなります。
0.1㎜ほど広げれば適度に緩くなり、塗装することでピンが太るので、
ちょど良い硬さになることもあります。
また、穴をもう少し広げることでパーツのズレを修正したりすることも可能です。


受けの穴を大きくしている写真

 薄いデザインナイフだと
 折れてしまう危険があるので
 注意。

硬く固定されて外しにくくなったスナップフィットは、ノミや厚めのナイフなどを
接合部に入れて、こじるようにすると外すことができます。
ただし、あまり力を入れるとパーツにキズが付いたりピンが折れたりするので
無理をせず少しずつ開いていくようにしないとダメです。
これをやるときは出来る限りキズが付いても目立たないところでやること。


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