パテを使った工作
管理人は主にパテといえばエポキシ系のパテを使います。
このパテは経年劣化が少なく数年ほっといても大丈夫なのです。
この特性があまりパテを使った改造をしない場合には非常に助かります。
それに、粘土のように造形できるので手軽で気泡などの修正も必要ありません。
初めて使う場合はコレを推奨します。
乾燥に時間が掛かるのと、欠けやすく他のパテほどプラへの食いつきはよくないので
補強などには使えないという欠点もあります。
このように大まかに形を作って乾燥した後にナイフやヤスリで削って修正します。
エポキシパテはプラよりナイフで削りやすいですが、削り粉も出やすく
ヤスリの目がすぐに詰まってしまうので頻繁なヤスリの交換が必要になります。
金属ヤスリの使用には向きません。
パテの最も便利な点です。
ガンプラの1/144などはライフルのマガジンなどに肉抜き穴がある場合があります。
これらはプラ板で塞ぐのはちょっと面倒です。
写真のように
パテなら埋めて削ればいいので加工も楽です。
このように穴を塞いだりする場合に重宝します。
このキットはボディーの横部分に肉抜き穴があります。
これもパテを使って修正。
パテで埋めて削って平らに修正した後に、キットのスジに合わせて
ナイフでV字にスジを掘っています。
このようにプラ板での修正が大変なところでもパテを使えば簡単に修正できます。
パテを使った造形1
穴を埋めるだけでなく造形変更にも役立ちます。
これはスカートの裏側をパテで造形。
パテを盛って削って形を整えた後にニードルでスジ彫りし
ノミで彫り込みディティールを加えています。
キットでは肩が切り落としたようで立体感に乏しく感じました。
そこでパテで立体感が出るように造形変更。
修正だけでなく造形変更にもパテは役立ちます。
このような曲面の加工はプラ板では大変ですがパテなら容易なのです。
脚部を延長したついでに別キットから関節部分を移植。
その際、関節に合わせてパテを使って造形変更。
これもプラ板だけでは難しいです。
パテとプラ板を使った造形変更。
これが元のキット。
プラ板やパテを駆使して写真のように造形変更。
さすがにここまでやると別キットのようになります。
このようにプラ板やパテだけでは大変な改造も
お互いを組み合わせて使えば作業効率が上がります。
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