スジ彫り2
ガイドを使ったスジ彫りの応用です。
写真のようにプラ板の端をガイドにして左右に動かし、ノギスのクチバシ部分で
プラ板にキズを付けていきます。
ある程度キズを付けたら、ニードルや、Pカッター、ナイフなどで本彫りします。
こうすることでプラ板の端と並行な直線のスジ彫りができます。
これがノギスの使い方講座でやった直線のスジ彫り方法です。
これの応用例です。
ノギスの精密な計測機能と合わせれば等間隔で並行な直線のスジが彫れます。
写真は上記の方法で作ったスジ彫りに、彫刻刀やナイフで削って作った疑似ダクトです。
これも同じ方法でパーツの下部分をガイドにしてスジ彫りをしているところ。
継ぎ目のあるパーツの継ぎ目の部分をガイドにしてスジ彫りをします。
継ぎ目の直線部分を利用すれば、このような曲面でも直線のスジ彫りができます。
繋ぎ目は接着して合わせ目処理します。
このような部分でもノギスを使えば手軽で精度の高いスジ彫りができるのです。
これで、今日からあなたもノギラーの仲間入り。
スジ彫りいろいろ。
ナイフを逆さ(刃がないので切れない)にすれば極細のスジ彫りができます。
また、先端の折れてしまったナイフを使っても同じようなことができます。
エッチングノコを使えば直線のスジ彫りができます。
スジ彫りしたスジをアタリにしてエッチングノコでスジを少し深くします。
これの利点は、スジが凹状になるのと、ノコが直線で掘って(切って)いくので
工作機械で作ったようなキレイなスジ彫りができることです。
ただし、アタリが悪くてノコがズレたら悲しい結果が待っています。
エッチングノコ使用例1
これはスジ彫りが曲がっていたので、パテで埋めてエッチングノコを使って
彫り直したスジ彫り。アタリは金属定規などを使います。
素材の質が違うとニードルやナイフなどではそれに影響されて曲がったりしますが
ノコならば素材の違いに左右されることもなく直線のスジ彫りができます。
さらに太いノコを使えばより太いスジ彫りができます。
これは写真を撮っているところ。
このように道具をマスキングテープで貼り付けて固定したりして撮影しています。
おかげで、あまりいい写真が撮れないことも多いので不自然なところは御勘弁。
また撮影中に夕方になって夕日で写真の感じが変わることも。
この写真のように黄色っぽくなっているのは夕日のせい。
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