スジ彫り・3
ちょっとしたスジ彫りのコツ1。
写真のようにパーツの一部分のスジが、他のスジと比べて浅い場合があります。
意外とガンプラではこのようなことがけっこうあったりします。
このまま塗装すると、塗料で浅いスジが埋まってしまい
上手くスミ入れできない事があります。
そのような場合はニードルなどでスジを深くしていきますが
このとき、いきなり強くニードルを当ててはダメです。
ニードルの接点は点なので自由に動き、スジから外れる場合が多々あるからです。
まずは、軽く当ててスジに沿ってニードルを動かしていきます。
最初は触れる程度の軽さです。
何度もトレースしていくと徐々にスジが深くなっていきます。
ある程度深くなってアタリが付いてから少しずつ力を加えていきます。
このような角がある場合は特に注意です。
簡単にスジから外れます。
ここも同じように最初は触れる程度でいいのです。
完全にアタリが付くまでは力を加えてはダメです。
納得できるスジが彫れたら、ニードルで毛羽立ったスジ部分にヤスリを掛けて
表面を均一にします。
スジの溝に入り込んだヤスリ屑を歯ブラシなどで取り除いていきます。
歯ブラシは使い古しのもので十分。
キレイにヤスリ屑を取れば完成です。
これで周りのスジと同じぐらいの深さの溝になりました。
これぐらいの深さであれば、塗装してもスミ入れが簡単に出来ます。
もし、失敗してスジからハミ出してキズが付いた場合は、
サーフェイサーを吹いてから溶きパテなどでキズを埋めれば大丈夫です。
sitemap
|
|
|
実際に使用している道具エアブラシメンテナンス・調整プラモデル制作・基礎工作1・後ハメ加工工作2・改造
塗装
その他
|
|
|
|
|
|
|