初心者講座

表面処理・サーフェイサー

サーフェイサーは塗装前の下地処理に使います。
プラ用、レジン用、金属用、などの種類があり、
プラ用は、レジン素材や金属素材には剥がれやすく、
レジン用と金属用は、プラ素材には剥がれやすいという特色があるので、
素材に合った選択をする必要があります。


パーツ写真
サーフェイサーには缶スプレータイプとエアブラシで塗装するタイプがあります。
手っ取り早く塗装したいなら缶スプレータイプ。
エアブラシを持っていて、無駄なく使いたいならビンタイプ。

サーフェイサーの効果には、
・塗料の食いつきを良くする。
・色を揃え、異なる素材の質感を揃える。
・パーツ裏からの光の透過を防ぐ。
・細かなヤスリ跡を埋める。
・表面の傷や凹みなどを見つけやすくする。
などがあります。


パーツ写真
プラモデルの塗料は下地の影響を受けやすく、
このような、色や素材の違うパーツをそのまま塗装すると
質感が変わってしまいます。
また、素材の表面には油や剥離剤などが付着している場合もあり、
塗料が乗りにくかったりします。
これらを防ぐためにもサーフェイサーによる下地塗装は必要になります。


パーツ写真
それに、細かなヤスリ跡ならば埋めてしまえるので、
サーフェイサーを吹くことにより塗装後の完成がキレイに仕上げられるのです。


パーツ写真
たとえば、このパーツ。
一見すると何の問題もないように見えます。


パーツ写真
サーフェイサーを吹いてみると、いろいろな問題が発覚。
プラ素材からだけでは見つけにくい、キズや凹みなどもこうして見つけることができます。


パーツ写真
キズや凹みが見つかった場合の対処法。
これもサーフェイサーの一種でサーフェイサープライマー。


パーツ写真
このように、 筆でキズや凹み部分に盛り上がるように塗っていきます。


パーツ写真
乾燥後にヤスリで削って、さらにもう一度サーフェイサーを吹いて確認。
これでキズや凹みが完全に無くなりました。

必要であれば、ここから1500番程度のヤスリで全体的に水研ぎして
サーフェイサーで出来た梨地を消してやれば、さらにキレイな塗装ができます。
カーモデルのような光沢塗装ではこれが重要。
いかに、平坦で滑らかな表面にするかです。


パーツ写真
これが、塗装して完成した写真。
たかだか、下地処理と侮ってはダメなのです。
下地がしっかりしていないと、キレイな塗装は難しいです。



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