デカールの白浮き対策(マークセッターの使い方)
水転写式シール(デカール)は乾燥すると余白が白っぽくなることがあります。
これはデカールの下に空気が入るためです。
こうなるとデカールが完全には密着していないと言うことになります。
それに見栄えも良くありません。
二通りの対策があり、一つは白浮きになった場合にそれを修正する方法と
もう一つはデカールを貼る段階で白浮きになりにくくする方法です。
写真が白浮き状態のデカール。
部分的に白くなっています。
まずは、このような白浮きになりにくくする方法です。
使用するアイテムはコレ。
マークセッター。
これはノリと微妙に軟化剤が含まれています。
水に浸し過ぎてノリの足りなくなったデカールも貼ることが出来るようになります。
まずはデカールを貼りたい部分にマークセッターを塗ります。
その部分にデカールを貼ります。
このマークセッターは乾燥するとノリが白く残るので、しっかり周りを拭き取る必要があります。
乾燥してからでは、拭き取れません。
乾燥する前にしっかり拭き取ること。
これがマークセッター最大の問題点。
写真のようにデカールの下にマークセッターが微妙に含まれている状態で
ちょっと待ちます。
軟化剤が入っているので、デカールが少し柔らかくなり素材に密着させやすくなります。
ある程度待ったら、水転写式シールと同じように
濡れた綿棒を使ってデカールを密着させます。
押し出した
余分な水分を拭き取れば完成。
このように表面が多少の梨地状でも綺麗に密着させることも可能です。
とはいえ、ここまでやって完全に密着させたつもりでも白浮きになる場合もあります。
簡単そうに見えて、デカールは意外と扱いが難しいのです。
なお、マークセッターの拭き取りが足りなくて白く残った場合は、
ツヤ消しや反光沢などでツヤの調整することでほぼ分からなくすることができます。
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