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AMX-004-02 キュベレイ制作
さて、前回からの隙間の空く問題です。
パーツの裏を見てみると不自然なキズがあります。
結構、強いキズです。
通常だとここまでのキズはそうそう付きません。
ここまでキズ付くのですから、ハメ込み難いわけです。
どうやら、これが原因っぽいです。
これは、この突起と干渉するために出来たキズのようです。
この突起と突起の間に、上のパーツをハメ込むようになっています。
別角度から。
突起はこの位置にあります。
ほんの小さな突起です。
要するにこういうことですね。
ハメ込むパーツの方が、突起の間より大きいのでハメ込み難いのですね。
これを無理にハメ込もうとすると、パーツが削れて、削りかすが中に残り
キチンとはハメ込めなくなります。
そこで、黄色ラインで削って軽くハメ込めるようにしました。
このパーツには、他にも固定ピンがあるので、ここは緩くても問題の無い部分です。
これでしっかりハメ込めるようになりました。
前ページと比べると隙間が減ったのが分かります。
やはり古いキットなので、最近のキットと比べて精度が少し甘いみたいです。
ドムなんか結構酷かったですからねえ。
これが、肩の可動部分。
ボディーの丸ピンに大きなポリキャップを差し込む可動方法です。
なので、360°自由に動きますが、肩を引き出したりは出来ません。
可動もかなり硬いです。
まあ、ここに巨大なバインダーが付きますからね。
あまり弱かったら困ります。
腹部も同じ方法なので自由に可動します。
が、少し気になる点が。
写真のように上に向ける場合は問題ありません。
可動部分と力点が同じところくらいに有る感じ。
ですが、下に向ける場合は力点が可動部分とはちょっとズレる感じ。
どうも少し前っぽい。
なので、下に曲げるときは、腹を押す感じと背中を押す感じでゆっくり曲げないと
いずれポキッといくかも知れません。
折れた人いるんじゃないかな?
腹部の可動は要注意。
そんなこんなでボディー部分仮組み完成。
ゲートなどもあまり見えなくなる位置にあったりと結構考えられていますが、
元が古いキットなのでパーツの精度が少し甘いです。
それにスタインなど最近のキットと比べると構造も単純です。
まあ、その分制作は簡単なのですけど。
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