マスキング・2
次に角度の調整です。
今度はこのような鋭角の場合。
角度を考えてマスキングテープを切り出さないといけないっぽくて
一見メンドクサソウに見えます。
でも簡単。
このように、適当な大きさの四角を斜めに切って、適当な三角を二つ作ります。
前ページの四角のように
切ったところが重なるように貼り付ければOK。
後は普通にマスキングしていけば完成。
次は曲線部分です。
まずは、このようにマスキングテープを細く切り取ります。
曲線に合わせてなるべくシワにならないように曲げながら貼り付けていきます。
この程度の曲線ならこれで問題ないです。
曲面用に極細のマスキングテープも売っていますが、あれは罠です。
細すぎて両サイドを切り捨てられないので、ホコリに対して弱いです。
新品を使うか、
部屋を無菌室並みに維持しないとムリです。
後は必要な部分をマスキングして完成。
基本的にマスキングはこんな感じの積み重ねです。
マスキングの基本はいかに適当でもキレイにできるかです。
いちいち測ったりなんてしてられません。
心が折れます。
後は自分でいろいろ工夫。
マスキングして塗り分けた場合に、図のように塗り分けた縁が盛り上がって
目立つ事があります。
そういう場合は1500番程度のペーパーで縁を削ってならします。
塗料の厚さがあり、完全に段差を消すことは無理なので、ある程度で妥協すること。
無理をすると、悲しい結果が待っています。
これはカーモデルなどでよく使われる手です。
管理人もよく使います。
塗り分ける前に、一旦クリアーを吹いて、塗装と塗装の間にクリアー層を作ります。
これでペーパーをかけても下の塗装にキズを付けにくくなります。
さらに、マスキングが失敗して塗料がハミ出てしまった場合でも、
霧が掛かった程度ならスミ入れのエナメル溶剤でゴシゴシ擦れば落ちますし、
それでも落ちないハミ出しならクリアーごと削って修正することもできます。
そして、もう一度クリアーを吹けば塗料の段差はかなり目立たなくなります。
ガンプラのようにツヤ消しでも大丈夫なモデルの場合は。この上からツヤ消しを吹いて、
ツヤの調整をすれば塗料程度の段差ならほぼ分からないぐらいになります。
カーモデルなら、このままクリアーを厚くして、軽く研ぎ出しをすれば塗料の段差は
ほとんど分からなくなります。
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