水転写式シール(デカール)の貼り方
水転写式シール(デカール)は水溶性のノリが付いた台紙の上に図柄が印刷されているもので、
水に浸すことでノリが溶けて図柄が台紙から浮いてくるのでそれを貼り付けます。
曲面にも比較的貼りやすく、位置の調整もしやすいので
模型では最も一般的なシールです。
写真のように
ナイフで台紙ごと切り取って使います。
切り取った図柄の入った台紙を水に浸します。
図柄の大きさにもよりますが、ガンプラのような小さなシールだと
水に浸す時間は10秒程度。
浸けたらそのまましばらく待ちます。
こうすることで、水が台紙に沁み込んで図柄の下のノリが溶けて浮いてきます。
焦っちゃダメです。
濡らした綿棒で軽く触って動くようになればOK。
このまま台紙ごとピンセットなどで抓んで貼りたい部分に持っていき、
綿棒などで図柄をスライドさせていきます。
綿棒は必ず水を含ませること。
乾燥した綿棒だと、図柄が絡まって悲惨な結果になることがあります。
そして、そのまま台紙をスライドさせてそっと引き抜いていきます。
なるべく空気が入らないように。
ノリが水分を十分に含んでいる状態なら動かせるので、
そのまま濡れた綿棒で位置の調整。
変な位置で動かなくなった場合はシールに水を含ませれば、また動かせるようになります。
位置が決まり、余分な水分があればシールの横から綿棒に吸わせます。
図柄を密着させるために、濡らした綿棒で図柄の表面を撫でて水分と空気を押し出します。
このとき綿棒はコロコロと転がすようにすれば余分な力が掛かりにくいです。
あまり力を入れて横に擦るようにすると図柄が動いたり、破れたりすることがあるので注意。
最後に押し出したシール周りの余分な水分や水跡をティッシュなどで拭き取ります。
水分にはシールのノリが微量に含まれていたりするので、残ったまま乾燥すると
白く水跡が残ったりすることがあります。
後はしっかり乾燥させれば完成。
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